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慢性胆嚢炎の症状

慢性胆嚢炎の症状は基本的に急性胆のう炎とほとんど変わりありません。慢性化の特徴として、痛みは薄れていく傾向にありますが、強い痛みに苦しむ患者も当然いるのです。

慢性胆嚢炎の症状とは

消化器系の炎症に共通している特徴として、基本的に慢性化すると痛みが薄らいでいきます。
しかし、そのころには症状はかなり進行していて臓器そのものが萎縮を始めているのも炎症の共通の特徴です。
胆嚢炎も例外ではありません。
胆のうの組織が破壊されていってしまいます。
慢性胆嚢炎の症状は基本的に急性胆のう炎とほとんど変わりません。
小さな臓器に起こる炎症だからか、不快感や膨満感など異常を感じても大変な苦痛を起こすことはほとんどありません。
圧迫するような痛みもほとんどなく、血液検査をしても特に異常は見当たりません。

体内での症状

いわゆる右季肋部痛や上腹部の不快感や鈍痛。
腹部の膨満感などを感じますが何れも大抵は軽症です。
自覚症状は薄い病気といえるでしょう。
それでは、このとき患者の体内はどのような状態なのでしょうか。
血液検査は有効ではありませんが、超音波検査やCTスキャンで調べてみると異常が見つかります。
まずは胆のうの萎縮です。
臓器が縮んで硬くなってしまっています。
また、硬化にあわせて胆のう壁も分厚くなり、弾力性を失っているのです。
症状が軽度だからと言って放置しているとやがて全体が石灰化してしまい、磁器様胆嚢などを合併します。

慢性胆のう炎のリスク

症状だけ見てみると、急性胆のう炎よりも軽く感じられるのが慢性胆のう炎の厄介なところでもあります。
急性胆のう炎では強い痛みや発熱、吐き気が見られますが慢性胆のう炎ではそういった症状もほとんど見られません。
ここで「たいしたことない」と思い放置してしまうと、症状はだんだん進行していきます。
硬くなった組織が石灰化を始め、臓器全体の細胞が壊れてしまうのです。
この状態で多いのが磁器様胆嚢の合併で、その場合は(本来なら炎症を処置しつつの経過観察で済む慢性胆のう炎で)摘出手術を行わなければならなくなってしまうのです。

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